2016年07月13日

A DREAM

TAKUYA(中3)

 工事うるさい。外暑い。歩くのだるい。人多くてうざい。いらいらする、いらいらする。
 ただでさえこんなにストレスフルな社会なのに、学校、塾……。なんて人生だ、とつくづく思う。もう今にもパンクしそうだ。
 なんたって運命はいたずら者だ。学校の席はうるさい奴と、担任は嫌味、嫌なことを話し始めたら千一夜あっても足りない。
 浮世の嫌なことを忘れるために走りに行ったのに、その帰りにはもう嫌なことを考えている。そんな時、ふと幼稚園の前に飾られてある短冊に目が止まった。
「ウルトラマンになれますように。」
「動物と話せますように。」
 荒唐無稽とは思ったが、心が少しだけ和んだ。誰もネガティブなことは書いていない。その素直さがきっとそうさせるのだろう。
 私も願いを考えることにした。
 きっと嫌なことばかり起こる人生じゃない。
 神様、願わくば、私の夢を叶えてください。



七夕の夜に散歩をして、感じたことを書いてもらいました。受験を控えた中三らしくストレスを抱えた現状を吐露する一方で、幼稚園児が書いた短冊を見て自分も何か願い事をと思うあたり、筆者自身が持つ素直な一面も表現されていてほっとします。また、上手いなぁと感心したのは、ストレス解消のために走りに行った帰りにはもう嫌なことを考えているという一文。自分の気持ちの動きを良く捉えていますね。僕もそんなことが良くあります。共感しつつ感心しました。


posted by 塾長 at 13:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 作文紹介
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プロフィール
名前:塾長
自由が丘で作文教室を運営。
小学生から高校生まで広い年齢層の子供たちとともに、書かされるのではなく、書きたくなる作文を目指して活動中。