2017年12月20日

改めて考えたら

REO(小6)

「あれウサギの足跡じゃない?」
「いやあれはキツネの足跡だ!」
 ぼくたちは雪に残された足跡について言い合っている。今ぼくと友達は雪山の頂上までリフトに乗っている。
「タン。」
「サーーー。」
 とリフトから下りてきれいにすべった。
「競走だ。」
 と友達が言った。ぼくはうなずいて勝負に挑んだ。すべろうとすると近くにいた女の子が怖いよ怖いよと言っていた。だけどぼくにはそんな心はない。確かに頂上に行くと怖いと思う。だけど楽しいという気持ちだけあれば全然怖がらないで楽しくすべれる。
 ぼくたちは勝負を続けていたが一度止まった。なぜ止まったかと言うと、道が二つに分かれているからだ。一つはゆったりとしたコース、二つ目はすごく急斜面だ。ぼくたちは、いつもゆったりとしてコースだったけど
「急なコースで行こう!」
 ぼくは笑って言った。友達は少しなやんでいたけど
「いいよ。」
 と言った。ぼくは勢い良くすべった。
「うわっ!はやっ!」
 ぼくはスキー板を真っ直ぐににして直線に進んでいた。そうすると危ないので、ぼくはスキー板を右左とジグザグにすべった。そうしたら安全にすべれることを知っている。ぼくがジグザグにすべったのを見習って友達もジグザグにすべって安全にすべれた。
 ゴールが近づいてきた時に友達が追い上げてきた。自分も負けじとスピードを上げる。景色は直ぐに消えて行き、真横には友達の姿しか見えなかった。
 最後には一緒にゴールして引き分けになった。
 ぼくたちは今日初めて急な所をすべれたし、すごく良い戦いができたから、また一緒に戦いたい。
 改めて山を見るとすごく怖く見えた。だけどぼくは全コースを回った。楽しさがあったからここまで来れたと思う。




『だけど楽しいという気持ちだけあれば…』なんと素晴らしい!スキーを通してREO君が気づいたことは、彼の今後の人生のいろんな場面で生かされるのではないでしょうか。
楽しんでやる強さを味方にすれば、行くべき道の選択も、越えるべき困難も、軽々とクリアできるはずです。全編通して、彼のワクワクする気持ちが伝わってくる作文に、僕も幸せをもらいながらの添削でした。
『急なコースで行こう!』と笑って言うシーンも格好良かったです。

塾長


posted by 塾長 at 22:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 作文紹介
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プロフィール
名前:塾長
自由が丘で作文教室を運営。
小学生から高校生まで広い年齢層の子供たちとともに、書かされるのではなく、書きたくなる作文を目指して活動中。