2018年01月25日

ストレス解消の雪合戦

REI(小6)

 昨日は雪が降った。今日は雪は降っていなかったけど生徒は安全のため10時30分前の登校となっていた。しかし私が学校へ着いた時間は9時40分。約1時間ほど早く来た。もちろん理由はある。それは雪遊びがしたかっただけである。周りの人から見たら「小六にもなって雪ごときでそんなにはしゃぐか」という風に思うかもしれないが、この間の雪(四年前)が降った次の日、雪をさわろうとしたら何と…かたい。そうメチャクチャかたくて人にぶつけたらケガして大変というくらいのレベルで、校庭でも遊べず雪がとけるのを待つだけになってしまった。しかし今年の雪は柔らかい。お〜。それだけで感動してしまった。「よし今年こそ雪合戦するか!」と思い、なるべく早く学校へ行きたくなり、急いで向かった。

 さっそく自分の学校の馬鹿でかい校庭を見ると、一面まだ誰も踏み入れてない真っ白な空間が広がっていた。太陽の光が当たるとキラキラ反射していて幻想的だった。しかし校庭に入ってはいけないという指示が出ていたのであきらめて教室へ向かった。

 ろう下を歩いていると考えが浮かんできた。「三時間目って体育…。てこーとーは…!」そう一、二時間目からではなく三時間目からの登校だったので、最初の授業は三時間目からとなり、そして外の一番広い校庭は私達が使う事になっていた。そう私が真っ先に思い浮かべたのは「外で体育+雪=雪遊び」だったのだ。まあそうなる事は多分ないな、と思いながらまた歩き始めた。

 10時30分になり、三時間目が始まった。そこでまさかの奇跡が起こった。本当に体育の授業が雪遊びだったのだ。

 真っ先に校庭に飛び出していくと、どこまでも続きそうな白い雪があり、今まで見た景色で最高の瞬間になった気がした。踏み入れるのがもったいなかったが、さっそく遊び始めた。

 まず最初に大玉を六つ作り、そのうち二つは雪だるまにした。残った四つは後のお楽しみだ。
 すぐに誰が言うまでもなく雪合戦は当たり前のように始まった。そこで私は大玉を利用した。まず三つは私がいつもクラスで戦っている三人へ投げた。いつもうるさいA君、ナルシなB君、いつも私にケチをつけて調子に乗っているC君。どれも命中した。これで日頃のストレスを解消。最後の一番でかいのは先生へ当てた。これはストレス解消より何となく。生徒に散々雪玉を投げられて、へにょへにょになっている先生に向かって「エイヤ!」と投げた。そうすると先生の頭はびちゃびちゃになり、その場に倒れてしまった。そしてみんなで、夏のビーチで砂に埋めるように、雪バージョンで先生を埋めた。もちろんその後、ちゃんと出て来たけど先生はもう池に落ちましたって感じになっていた。言い出しっぺは先生だが、生徒に散々いじられてる先生を見ていると気の毒になって来た。なんかごめんなさい…と心の中で謝った。




 突然の大雪。滅多にない機会なので予定を変更して雪遊びについて書いてもらいました。

 REIさんの雪への素直な感動が感じられる「一面まだ誰も踏み入れてない真っ白な空間が広がっていた。太陽の光が当たるとキラキラ反射していて幻想的だった。」の部分はとても静かで美しい表現です。この部分が書かされたものではなく、自ら楽しそうに工夫して書いてくれていたということが嬉しかったです。
 後半の雪遊びの場面では、前述の表現とは対照的に、小学六年生のみんなが大はしゃぎで遊んでいる様子が目に浮かびます。生徒と一緒に思いっきり雪遊びできる先生は体力も人気もあるのだろうなぁと想像しつつ、風邪をひかれていないと良いなぁとも思いました。卒業間近の小六のこの時期は、先生も生徒も一番仲が良くなって、最後の楽しい思い出を作れる貴重な時間を過ごしているのかもしれませんね。

塾長


posted by 塾長 at 15:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 作文紹介
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プロフィール
名前:塾長
自由が丘で作文教室を運営。
小学生から高校生まで広い年齢層の子供たちとともに、書かされるのではなく、書きたくなる作文を目指して活動中。